杉浦祐二画伯とバー「古時計」

阪急苦楽園口駅近くの夙川美術研究所で長く活動しておられた杉浦先生が昨年末亡くなられた.震災前まで駅前の教室で絵を教え,夜は向かいのバー「古時計」を営み.自らも創作活動を続けておられた.武蔵野美大卒業後イタリアに留学,1970年頃よりこの地域で仕事をされていたのではないだろうか.学生時代,妹がよくこのバーでお世話になったようだ.数年前妻がリハビリを兼ねて絵画教室に通いボタニカルアート,色鉛筆などの指導していただいた.何度かお会いした.おおらかな自由人だった.のんびりとした口調で様々なことを語られた.杉浦先生とゆったりした会話をする時間は楽しかった.一度梅田の個展に伺ったことがある.子供を題材に小品を展示されていた.モノサシトンボイトトンボの仲間)や一昨年は少女を描いた年賀状を頂いた.一度自分も教えて頂こうかと思っていたが,突然亡くなられた.絵は杉浦先生の2012年の賀状の作品と妻の植物画をuploadさせていただいた.