2014-01-01から1年間の記事一覧

映画「アデル、ブルーは熱い色」原題La vie d'Adele

年末の22日の夜,有馬の温泉旅館にDVDプレイヤーを持ち込み,夕食後個性的な女優2人が演じるフランスの過激な恋愛映画「アデル、ブルーは熱い色」を観た.あどけない顔のアデル・エグザルホプロスと今注目のレア・セドウ共演の映画だ.180分の長編だが…

庭のヤマブドウの果実について

3年前だろうかヤマブドウVitis coignetiaeの苗を西側のフエンス横に雌雄2株を植えた。ヤマブドウは雌雄異株であるためだ。日当たりの強い西側に放置に近い状態だがフエンスに絡んで成長し、今年10月ごろに濃い紫色の果実ができていた。味わってみると、…

映画 誰よりも狙われた男 (A most wanted man)

週末の夜、スパイ小説の巨匠のジョン・ルカレの原作を映画化した「誰よりも狙われた男」を西宮ガーデンズで観る。神戸市内での上映はなく、ガーデンズのみだ。最終の上映時間で観客は7人だけだった。監督はAnton Corbijn。主演は今年2月46歳で亡くなった…

ヘルシンキ大学付属自然史博物館

19日金も晴天.1週間晴天が続く.朝は寒い.ホテルからすぐ近くの有名な白いヘルシンキ大聖堂へ行く.多くの外国の観光客が来ている.特にツアーのアジア系の人たちが多い.それから海岸に出て,朝市をぶらつく.魚,果物,土産物屋などの店がテントで並…

ドイツ ライン川のビーバー保全調査 生態系エンジニアとしてのビーバー

9月15日Emmerichからライン川上流にある自然環境保全センターの見学と施設の調査船によるライン川沿いの人工湖の調査,観察を行った.この湖でもカナダモElodea2種が侵入し,優占種になっており,船のスクリューにからんで困るようだ.底生動物の採集も…

ドイツ ライン川下流のビーバー保全調査 ver.3

13日(土)朝大学のワゴン車でライン川対岸の川岸からかなり離れた,湿地帯に向かう.古風な石造りの屋敷がゲストルームになっていて,宿泊,結婚式などができるようだ. 背中にtatooをした花嫁を遠くから見かける.周辺には人工の湖,川,広葉樹林が広が…

ドイツ ライン川下流のビーバー保全調査 ver.2

9月11日(木)朝の関空からFin Airでヘルシンキへ,そしてドイツ,デュッセルドルフへ向かう.ヘルシンキまで約9時間,2時間後デュッセルドルフ行きに乗り換え到着は現地時間18:00頃.サマータイムでもあり十分明るい.電車で市内に向かうが,地下…

ドイツライン川のビーバー調査について

明日11日からドイツ西部の街デュッセルドルフに行く.この街はドイツ最大の商業都市だが,近くを流れるライン川下流のオランダ国境付近に最近再導入された哺乳類ビーバーの保全調査に参加のためである.ビーバーは河原の樹木を齧り,倒木でダムをつくるな…

昼下がりの神戸と映画「複製された男」・「ジゴロ イン ニューヨーク」

7月末,昼前に仕事が終わり,バスで山を降りて三宮に向かう.暑い.センター街の南側のハンバーガーショップに入り,2階でハンバーガーとアイスコーヒーの昼食.しばらく文献を読む.客は他に1人だけで,ゆっくりできる.食後近くのシネリーブルに向かい…

ビワの果実について

しばらくブログを更新していない.今年自宅裏の隣家の境界のフェンスの隙間から,ビワ(バラ科ナシ亜科)Eriobotrya japonicaが成長し,結実している.果実の数は10個程度だろうか.おそらくこの付近で見かける口ばしの大きなハシブトガラスが種子を運んで…

映画「Blue Jasmine」と土曜の午後のコンサート

しばらくブログを書いていないので,5月以降2つ書いてみる. 16日金曜夜元町のシネリーブルでウッデイアレン監督「Blue Jasmine」を観る.ニューヨーク,サンフランシスコを舞台にしたシニカルなラブコメ.主演の女優ケイト・ブランシェットが絶品.富裕…

ユリノキの花 tulip tree

この4月から勤務先が新神戸駅近くになり,生活が大きく変わった.時間が前よりゆっくり流れている.出勤前に仕事ができる.先日夕方神戸市東灘区岡本の歩道を歩いていると,街路樹のユリノキの花が開花している.大型のチューリップ状のクリーム色の花で,…

爽やかな恋愛映画 フランス映画「ナタリー」とアメリカ映画「ワンダーランドにて」

最近DVDレンタルで観た映画で良かったのはこの2本か. La Délicatesse(ナタリー)は日本未公開のフランス映画.主演は映画「アメリ」で一躍スターになったAudrey Tautou(オドレー・トトウー)演じるFranois Damiens.彼女はパリのcafeで知り合ったお気…

水生寄生蜂の寄主探索行動  論文受理までの経過を含めて考えたこと

先日イギリスのJournal of Natural Historyという動物の学術誌にぼくが執筆した水中で寄主を探索するヒメバチの仲間Apsilops japonicus Yoshida et al.の寄主探索行動をまとめた論文が掲載された(Hirayama et al. 2014).神戸女学院大学の平山さんと2009…

冬の庭の果実  ネムノキとヘクソカズラ

年末はあれやこれやで慌ただしく,ゆっくりできなかった.年が明け正月に入り,少し落ち着いた.庭の西側ののり面に訪花昆虫を観察するため,数年前マメ科のネムノキを植栽した.去年から開花が始まり,果実もできた.マメ科の植物は成長が早い.おそらく根…