ドイツライン川のビーバー調査について

 

明日11日からドイツ西部の街デュッセルドルフに行く.この街はドイツ最大の商業都市だが,近くを流れるライン川下流のオランダ国境付近に最近再導入された哺乳類ビーバーの保全調査に参加のためである.ビーバーは河原の樹木を齧り,倒木でダムをつくるなど河川の生態系エンジニアとして生態系に大きな影響をあたえていると言われる.しかし,毛皮採取のため絶滅の危機に瀕していたが,最近再放流され,その個体群の数,分布などの調査のお手伝いをするためである.調査主体はRhine Waal University of Applied SciencesのWilliam Megill博士のグループ.約1週間国境の田舎街Emmerichで調査活動を行う.詳細は帰国後また書く予定.スケッチは西宮市北山植物園.