庭のシャリンバイの実生

寒かった冬が終わり,急速に春らしくなってきた.庭の西側のユキヤナギスイセンがようやく開花を始める.
西側のスイセンの傍に苗木を植えたコナラが高木に成長している.東側には,鳥に運ばれたマユミの種子が低木に成長している.その周辺に実生がいくつか見つかる.また,庭の南側のシャリンバイ(Rhaphiolepis indica バラ科)の植え込みのそばのフエンスの際の地面に黒色の種子がいくつも見つかる.どうやら種子の大きさ,形,色からシャリンバイの実生と種子のようだ.シャリンバイは初夏に白色の花を咲かせ,秋には黒紫色の果実を多数つける.そして冬の後半にヒヨドリなどにすべて持ち去られる.今年は2月に持ち去られたようだ.ヒヨドリは果実を食害した後,コナラ,マユミの枝やフエンスの上で休息し,糞をしたようだ.日当たりの良い,土壌も豊かな所で発芽し,実生を見つけることができたのではないか.以前から,シャリンバイの鳥による持ち去りの時期を調べようかと思っていたが,まだ行っていない.来年はやってみようかと思う.